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2014年3月12日水曜日

NY原油市況

NY原油市場概況
◎期近は続落、原油在庫の増加見通しなどで
 NYMEX・WTI4月限:100.03▼1.09
 11日のニューヨーク原油は期近が続落。終値の前日比は、期近2限月が1.09~1.00ドル安、その他の限月は0.90ドル安~0.38ドル高。ICEブレント原油は、期近2限月が0.37~0.47ドル高、その他の限月は0.29~0.42ドル高。
 ウクライナ情勢の緊張も、中国経済の先行き懸念や原油在庫の増加見通し、短期的なチャート面の悪化などを背景に、期近は一時、2月14日以来となる100ドルを割り込んだ。
 4月限は、夜間取引終盤に101.52ドルへ上昇。ウクライナとロシアの一触即発ムードの強まりが背景となったが、その後は下げに転じると、立会い開始後は下げ幅を広げた。前日同様に2月の中国の輸出が予想に反して急減したことで、同国景気の先行き懸念が強まったことや、あす12日発表の米エネルギー情報局(EIA)統計での原油在庫の8週連続の増加見通しに圧迫された。序盤に下値からの戻りが限定されると、中盤にはチャート上で下値支持が働いていた200日移動平均線(100.12ドル)を割り込み、引けにかけては期近ベースで2月14日以来となる99.88ドルへと下落した。
 なお、立会い終了後の時間外取引では99.64ドルまで軟化した。
 石油製品は、ヒーティングオイルは期近2本が続落、改質ガソリンは反発。ヒーティングオイル4月限は、需要のピークが過ぎたことや原油安などから、一時、期近ベースで1月15日以来の水準へ下落した。改質ガソリ4月限は、他市場の下げなども、在庫減少見通しが下支えし、堅調に推移した。
 ICEブレント原油期近4月限は反落。ウクライナ情勢の緊張の高まりから、一時、108.70ドルへ上昇するなど、レンジ内で底堅い動きとなった。
 サウジアラビアの生産に詳しいある関係者によると、2月の原油生産高は日量984万9000バレルと、前月の976万7000バレルを上回ったとのこと。市場への供給量は2月が日量989万9000バレル、1月は991万6000バレル、昨年12月は989万7000バレル。海外主要通信社が伝えた。
 EIAは11日、月例短期エネルギー見通しを発表し、2014年のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエート)原油価格をバレル当たり95.33ドルと前月の93.22ドルから上方修正した。2015年も89.75ドルと前月の89.58ドルから引き上げた。また、2014年のブレント原油価格見通しも104.92ドルと前月の104.68ドルから上方修正された。
 一方で、EIAは、2014年の米原油生産高見通しを日量839万バレルと前月の842万バレルから下方修正した。悪天候が冬の生産を削減したとのこと。2015年は916万バレルと前月の919万バレルから引き下げた。海外主要通信社が伝えた。
 EIAから12日に発表される3月7日までの週間石油統計での在庫に対する事前予想は、原油が前週比200万バレル増加、ガソリンが200万バレル減、留出油が45万バレル減少となっている。
今日の材料
・サウジアラビア、2月の原油生産高は日量984万9000バレルに増加へ
・EIA、今年の米原油価格見通しをバレル当たり95.33ドルに上方修正
 今年の米原油生産高見通しを日量839万バレルに下方修正・ウクライナ内相、国境警備に2万人配備も
・クリミア自治共和国の議会が独立宣言案を可決
・ウクライナ議会、クリミアに住民投票中止迫る、12日期限と通告
・クリミア、キエフ発ウクライナ航空に対して空港封鎖
・米大統領とスペイン首相、クリミアの独立決議を認めず
・ウクライナ国防省、戦車や対空部隊が東部で軍事演習
 



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